定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

ネギ

前にも書いた気がするけど、関東(北海道も東北も入るよ)では、
ネギの白い部分をよく食べる。わざわざ発育途上のネギに土を掛けたりして。
関西では、とは言っても京都辺りからだろうか、青い部分をよく食べるようだ。
青と言っても緑だけど。


信号機の色も、よくそう言われる。
青信号がホントに青の時もあるけど、緑だったりする。
白い部分は玉ねぎのような味もするけど、緑の部分はネギというより、
ホントの意味で薬味って感じがする。もちろんホントもウソも無いが。
で、私も関東圏だから?? どちらかと言うと白い部分が好きだけど、

青い(緑色)部分にある、あのトロリとした汁というか、ゼリー状のと言うか、
ネギの、
この辺に入っている

                    

粘液状のものが大変好きだ。
焼き鳥のねぎまを食べた時、この汁が口の中にピュッとはじけ飛んで、
ハフッハフッどころか、ヒュルシュルヒュルと息を吸い込んでは何とか冷まそうと
ヒュルシュルヒュルを繰り返したりする。
小籠包を食べた時も同じだ。ヒュルシュルヒュルが必ず行われる。
鍋物にいれたネギも、これらと同じだ。
このゼリー状のものが口の中で舌の上でヒュルシュルヒュルのリズムで踊る。


それを、今日はどうかな?? と慎重に食べながら・・・
アツッ!!
と言ってしまうのが好きだ。