定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

チキンカツ

北国から南に向かって旅に出る。
新潟・福島辺りから桃なんか見えてくる。
ウチの地域では、北限の桃 とか言われているけどね。


もう少し南下すると、少しずつ柑橘系の木が見られる。
伊豆や千葉まで行くと、山林田畑どころか、庭木の一部になってくる。
それもミカンだけじゃなく、名も知らぬミカンだかポンカンだかデコポンだか、
流石にバンペイユってことは無いにしても、レモンってこともある。


話は変わって、イチゴ狩りってのがある。
12月の中頃から千葉や伊豆辺りで始まる。
九州とか四国あたりの状況に疎いので、このあたりよりも早くイチゴ狩りが
始まるのだろうけど。あまおうとかね。


で、旅に出て、女房と伊豆や千葉のあたりで、民家の庭を見て・・・
捥いでみたいなぁと女房が言う。捥がせてあげたいなぁと思う。


大昔から、果実を手にするってことは、本能だったに違いない。と思う。
その名残が○○狩りになっていると信じる。
思わず、女房に代わって、お宅の○○を・・・
○○ってのは、何だかわからないが、柑橘だとは分かる。


けど、言われた方は訳が分からないだろうと、柑橘じゃなく言葉を飲み込む。



伊豆だったかな??
ミカンだったと思うけど、食べながら捥いで、捥ぎながら食べて・・・
手が黄色くなったのを覚えてる。

黄色くなるのが嬉しくて、捥ぐのも食べるのも止めずに農園を歩いた。
やはり、黄色は幸せの象徴 なのだ。


そうそう、言い忘れていましたが、
タイトルは、チキンカツじゃなくて
カンキツでした。
お詫びしつつ、訂正させていただきます。
もちろん、確信犯です。。。