定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

令和

私見を述べたい。
はははっ、述べるのだから私見に決まっている。
まさか、政府に雇われた・・・とととっ委嘱された委員でもあるまいし。
と、チョッとだけカッコつけて述べたい。


「令和」と言われたときに一番先に浮かんだのは、
令を以って和とす。
ってことだった。


政府の誘導なし。ってことだけど、全くの白紙で自由発言の場は無いだろう。
ましてや、委員各自が各々候補名を持ち込んだわけではあるまいし。


さてさて、万葉集で言うところの「自然を愛でる貴人の暮らし」を、
どれほどの人が享受しているのか??


ホームレスやニートやら、声高には言わないだろうが派遣社員やらパートや
アルバイト、そして正社員と言われながらも、
他に比べてどう判断しても恵まれていない人たち。
この人たちに貴人の暮らし って言葉は、響くのだろうか??



それじゃぁ聞くが、その人たちは私ほど努力したのだろうか??
と言う人もいるかも知れない。
それでも私は言いたい。生まれながら差を持って生きている人はイッパイいるのだ。
その差は、努力とか頑張りとかで埋め合わせることができない。
ことが多い。と、私は思う。


敢えて見てもいないのに言わせてもらえば、
都会で暮らす富裕層の子息は、幼稚園に入る時から一流所を目指し、
それなりに忍耐と努力を続け、一流の道を駆け上る。
敢えて見てもいないのに言わせてもらえば、
田舎の本命中の田舎に生まれた人は、努力しようがしまいが電車で通える幼稚園も
一流大学付属学校もなく・・・


それを不公平と言いたいのではない。
どうしようもないものが、この世にある。ってことだ。
それを分かったうえで、物事を判断してほしいと思うのだ。



で、
新元号に異を唱えている訳じゃなく、どっかスッキリしないものを感じる自分がいる。


年を取ると、経験から得た知識として、怒りと同じ分量であきらめも感じるものなのだ。


もちろん、だからどうだと言うほどのことでもないし、どうにかなるってことも・・・


あるようだ。


おそらく「和」の字が何んとなく柔らかいし、平和を連想したり・・・
支持率もアップしたり・・・
あのしたり顔が浮かんでくる。