定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

仕来たり

最近は見られなくなったと言われるが、名古屋では、
嫁入りトラックなるものが有ったそうなぁぁぁぁぁ。
   (鼻から半分息をだして)
 (囁くような気だるさも残し)
 (日本昔話の要領で)


富山では、結婚の際にも それなりの仕来たりがあるようで、
中でも寒ブリを贈る習わしも有るようで・・・
 (不漁のときの、氷見の寒ブリ・・・)
 (幾らになることやらか・・・)


もちろん、この2県だけじゃなく、
各県それなりに色々な仕来たりがあるだろう。



我が家でも、仕来たりと言うほどではないにしろ、ブリに関しては
チョッとした習わしでもないが、最後はこうなる。
と言ったことが有る。


ブリと言えば、出世魚の代表格と言っていいだろう。
各地で言い方が違うようだが、イナダ→ワラサ→ブリ。
当地では、ワラサよりアオと呼ぶことの方が多いようだ。
ハマチと言ってしまうと、何だかぁぁぁ
昔の?? 質の悪い?? 抗生物質まみれの養殖のイメージが・・・
魚業の皆さん、スマンッ。


私としては、脂の乗りすぎるブリよりはアオが好みだが、
女性陣は脂の乗りの強い方がお好きらしい。
 (陣と言ったが、我が家は二人暮らし)
 (誰のことを指すのかをはぐらかしたいため)
 (女性陣と表現しておく)


  


皿に盛られた半分くらいまで食べ進むと、チト脂がキツくなる。
ワサビをタップシ付けて、醤油もタップシ付けて・・・
それでも脂が鼻どころじゃなく、口全体にまとわりつく。


で、ここからは、我が家流。
そそくさと湯を沸かし、ポン酢で、しゃぶしゃぶ・・・・

北寄貝

北海道では苫小牧。何といっても苫小牧。
知恵袋でも、そう言っている。


姥貝(うばがい)って言われた日にゃ、チトガックシだけど、
北寄貝
ホラッ?? 何だか北海道の名産って気がしてこない??
してこない人は、ここでMSNのニュースでも観てね。
それで、してくるって人は、こっから、こっちのほうに集まってね。


で、話の続きだけど、バカガイの仲間らしい。
お寿司のネタとして見れば、形はそっくりだ。
 
茹でると先っちょが赤くなるけど、生だと、ややくすんだ色だ。


今回は、生でお刺身。

やはり持つべきものは、佳奈子さんだねぇ。捌いてくれました。


貝だけに、チョッとだけヌルッとした食感が残っており、
独特の弾力に負けないで噛みしめる。
んーーーーーー、口中に磯の香りが満ち満ち溢れる。


大ぶりな奴は、1個4~500円くらいする。
ので、食べるのは年一回くらいかな??



業界用語では、イチネンホッキと言われる。

どれが

豆腐を少し水切りし、紫蘇を巻いたあと豚肉で巻く。
チョッと多めの油で、肉を回しながら焼く。


さて、箸を伸ばして食べるとするが・・・


季節の野菜を添えて、もしくは、野菜で肉巻きを巻いて・・・


ここで、多少の問題。
どんな味付けをしたら・・・・
豚しゃぶを食べる要領で、ポン酢。胡麻ダレ。思い切って、焼肉のタレ。
マヨネーズ醤油も試してみたい・・・心はチレぢれ・・・


茹でていたのなら、しゃぶしゃぶのタレでも良いのだろうが、
油を敷いて焼いた瞬間、焼肉のタレのように力強い味付けが似合うようだ。




一応全部試してみたが、結果としては、焼肉のタレが無難なところに着地した。


しかし、よく考えたら、豆腐じゃなくて厚揚げを肉で巻いて、しゃぶ2
した方が、アッサリしていたような気もする。
もちろん?? 結果論であって、何事にもチャレンジ。
試行錯誤の上で、新しいモノが生まれるものだと強がっておこう。
どう??