定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

コロッケ

もともとは、フランスが発祥ともイギリスである。とも言われているようである。
今更、特許が絡んでくる分けでもあるまいし、どっちでも、
どっちでもなくても、かまわないのがコロッケだ。


食べない方のコロッケも好きだが、チト、年をくったなぁ・・・

よくよく聞いてみると、そんなに似てないような気もするけど、
あれはあれで、一時代の大スターだったんだな。


で、食べる方の噺に戻ると・・・
最初に口にしたのは、いつ頃だったんだろう??
記憶にはないのだが、恐らくは、母親が・・・・・
地区のお婆さんだらけの新妻会とか、大大大ベテラン揃いの婦人会
とかなんとかの集まりで、覚えてきたんじゃないだろうか。


唄ではないが
♪今日もコロッケェ、明日もコロッケー、
これじゃ年から年中ゥゥコーロッケェコーロッケェー
と、毎日のように続くのであった。


たぶん・・・
覚えてきたはずなのに上手く出来ないため、半分は練習していたのと、
ひき肉を多く買い過ぎたのと、
ひき肉が高かったので、少しずつ使った。
そんなこんなの結果、
消費するのに日にちが掛かったんじゃないだろうか。


似たようなことが、スコッチエッグ の時にもあった。
二三日続くと、最後は、ゆで卵が喉に詰まり加減だったのを覚えてる。
ただ、こっちは肉が多くて変に嬉しかった。

それにしても今は思う。
もしかしてコロッケを分解したら、何個ひき肉が入っているのか
数えられるんじゃないだろうかと思うほど、
ジャガイモだらけのコロッケだった。
それでも、揚げたての熱々にソースをタップリ付けて食べると、
それはそれは、他のものを食べたことは無いにしても洋食だった。