定食屋の賄い噺

軽ぅ-------い読み物になったら、いいな。。。。。

カツ丼の2

で、カツ丼だけど、


衣が厚すぎると、ちょっとヤボな感じがするけど、薄すぎたら少し貧弱な気がする。
衣が出汁を吸っているところが旨さにつながっている。
卵の絡み具合は、親子丼よりは少し硬めが良いかな??
親子丼の場合は、卵がトロトロしている方が良いと思う。


丼ぶりものの良いところって、やっぱり手軽ってことだと思う。
左手に丼ぶりを持って右手でシャカシャカって食う。


これが定食となるとややこしい。
 
やれご飯のお茶碗だ、今度は皿に手を伸ばし、また茶碗に戻って更に皿に手を伸ばしってことになる。


手軽ってことは良いんだけど、反面安直すぎてだらしがない。
食べるのに専念しなければならないので、慌ただしい。


一人で食べるのであれば、まだいいが、二人で食べるとなると会話もできない。
 


しかし、相方と話もしたくない時は、これはこれで良いとも言える。


 
しかし、しかし、


念のために言っておくが、我が家では・・・・



トンカツ定食であろうがカツ丼であろうが、はたまた牛丼でこい、チャンポンだろうが
蕎麦であれステーキであれタコ焼きであれ、たい焼きだろうがケーキだとしても
笹餅だってドンッとこい。


女房と一緒なら、会話をせずにはいられない。。。。。。。。のだ。。。。




それが夫たるものの立ち位置であり、常識であり、義務であり、
むろん疑問など一片も感じないし、、、、


感じたことも思ったことも想像など・・・そんなことはあり得ない。



と、強くここでは言っておく。


なぜなら、壁に耳あり障子に目あり・・・どこで誰が見ているかわからないからだ。。。